旧統一教会関連団体の推薦状 “覚えていない” 盛山文科相

盛山文部科学大臣は前回の衆議院選挙の際、旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取ったかどうかについて、「覚えていないと明確に申し上げているつもりだ」と重ねて説明しました。

盛山文部科学大臣は13日の衆議院予算委員会で、前回の衆議院選挙の際、旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取ったかどうかについて改めて問われ、「覚えていないと明確に申し上げているつもりで『答弁があいまいだ』とか『ブレている』ということではない。集会に行ったことすら記憶になく、写真を見せられて、初めて『そういうこともあったのかもしれない』と申し上げた」と説明しました。

そのうえで、「『ミニ集会を行うので来てくれ』ということで、私から簡単な資料を配り国政報告をした。帰ろうとした時に推薦状の話があったのではないかと思われるが、私は『来てくれ』ということで行ったとしか理解していない」と述べました。

また、「盛山大臣と10回以上会い、ハグまでしてきた」という教団側幹部の説明が一部で報じられたことについて、「私は昭和20年代の最後のほうの生まれで、私の年代でハグをすることは、まずふつうはありえない」と述べました。

林官房長官「説明責任を果たしつつ 職責を果たして」

林官房長官は午後の記者会見で「盛山大臣は旧統一教会との関係を断っており、説明責任を果たしつつ、引き続き文部科学大臣の職責を果たしてもらいたい」と述べました。