リオのカーニバル トップチームのパレード始まる 熱気最高潮に

南米 ブラジルの真夏の祭典「リオのカーニバル」は、サンバのトップチームによるパレードが始まり、会場の熱気は最高潮を迎えています。

2月9日に開幕したリオのカーニバルは、11日の夜からリオデジャネイロ市内の特別会場で、選抜された12のトップチームが歌やダンスの美しさなどを競い合うコンテストが始まりました。

それぞれのチームは3000人ほどのメンバーで構成されていて、巨大な山車とともに、会場に設けられたおよそ700メートルのコースを行進します。

今回のパレードは、黒人文化や先住民族の歴史などが題材となり、華やかな衣装に身を包んだダンサーたちが華麗なステップを披露し、パレードを盛り上げていました。

一方、ブラジルでは、蚊が媒介するデング熱の感染が急速に広がっていて、ことしに入ってこれまでに40万人以上が感染したとされ、少なくとも62人の死者が確認されていることから、当局が参加者に対策を呼びかけていました。

リオのカーニバルのトップチームによるパレードは、13日の朝まで夜を徹して行われ、カーニバル会場の熱気は最高潮を迎えています。