日本医師会会長が石川県訪問 医療支援を長期的に行う考え示す

日本医師会の松本吉郎会長は、12日に金沢市を訪れ、県や地元の医師会などと連携しながら、能登半島地震の被災地の医療を支えるための支援を長期的に行っていく考えを示しました。

日本医師会は、被災地の医療を中長期的に支えるため、JMAT=災害医療チームを石川県内に派遣していて、2月9日までにのべ5100人余りの医師や看護師などが活動しています。

松本吉郎会長は12日、今後の支援について検討するため、石川県庁に設置されている調整本部を視察しました。

その後、1.5次避難所になっている金沢市の「いしかわ総合スポーツセンター」を訪れ、現在の医療支援の状況やニーズについて医療関係者から説明を受けました。

「地域と一体で必要な医療を届ける」

松本会長は記者団に対し「地域と一体になって必要な医療を届け、寄り添った支援を心がけていきたい」と述べ、県や地元の医師会などと連携しながら支援を長期的に行っていく考えを示しました。