サッカーJ2 水戸 障害ある人たちの新チーム設立

サッカーJ2の水戸ホーリーホックは、障害のある人たちでつくる新たなサッカーチームをつくり、11日設立の式典が開かれました。

新たに設立されたのは、サッカーチーム「水戸ホーリーホック クノスフェアビデ」で、地元の障害者サッカーチーム「茨城水戸クラブ」の運営を、水戸ホーリーホックが引き受ける形で誕生しました。

11日は茨城県城里町にあるホーリーホックの練習拠点で設立式典が開かれ、22人の選手たちが真新しいユニフォームを笑顔で受け取りました。

その後、水戸高等特別支援学校のサッカー部と記念試合を行い、はつらつとしたプレーを見せました。

障害者スポーツは、資金面や指導面が課題になるケースが少なくありませんが、プロチームの傘下に入ることでより安定した運営が期待されます。

キャプテンの西岡祥汰選手(20)は「ホーリーホックのユニフォームを着られてうれしい。サッカーを楽しみながら強いチームを目指したい」と話していました。

チームは今後も新選手の加入を募る予定で、水戸ホーリーホックの西村卓朗ゼネラルマネージャーは「新しい仲間が増えてうれしい。地域とともにクラブを発展させたい」と話していました。