富山 高岡 住民で被害状況など語り合う “今後の防災対策へ”

能登半島地震で、液状化などの被害を受けた富山県高岡市の住民たちが11日会議を開き、今後の防災対策に生かそうと、それぞれの被害状況や避難の際に困ったことなどを語り合いました。

高岡市の吉久地区は、液状化によって住宅や道路に被害が出た、市内でも地震で大きな影響を受けた地区の1つです。

地区のまちづくり推進協議会は今後の防災対策に生かそうと、住民どうしが地震発生当時の状況を振り返る会議を開きました。

会議には3年前からまちづくりに関わってきた富山大学の学生など、およそ30人が参加しました。

住民からは、家と道路の間におよそ10センチの段差ができてしまい自動車が出せなくなったなどの具体的な被害が報告されました。

また、津波警報が出たが、どこに避難すればいいのか分からなかったとか、高齢者を避難させるのが難しかったなど、避難の際に困ったことを語り合っていました。

参加した富山大学大学院1年生の重山隼人さんは、「被災したまちを見て、すごく悲しい気持ちです。吉久地区は高齢化も進んでいる地区なので、今後の防災対策にも関わっていきたい」と話していました。

主催した吉久まちづくり推進協議会の草島誠一会長は、「津波避難に関してはこれまで関心が低かったので、今回のことを教訓に訓練を行っていきたい」と話していました。