石川 七尾 被災した一本杉通りで「復興マルシェ」開催

能登半島地震で大きな被害を受けた石川県七尾市の一本杉通りでは、店を出していた人たちが商品を持ち寄って販売するイベントが開かれました。

七尾市の中心部にある一本杉通りは、建物が国の登録有形文化財となっている商店などが軒を連ね、古い町並みが残る観光スポットとして人気でしたが、地震で大きな被害を受け、多くの店では営業再開の見通しが立っていません。

こうした中、復興への足がかりにしようと、地元の振興会が通り沿いの駐車場にテントで店を出す「復興マルシェ」と名付けたイベントを開催しました。

参加したのは、およそ50の加盟店のうち10店舗余りでしたが、すしや和菓子をはじめ、輪島塗の食器や和ろうそく、それに風呂敷などを持ち寄って販売していました。

このほか、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町から寄せられた海産物の販売も行われ、訪れた人が次々に買い求めていました。

会場では地震後、初めて再会し互いの無事が確認できた人もいて、ほっとした様子も見られました。

一本杉通り振興会の高澤久会長は「商店街は売り買いだけでなく人と人がコミュニケーションを取る場所だと思うので、多くの人の姿が見られてうれしい。定期的にこの復興マルシェを開催したい」と話していました。