富山 小矢部 観光タワーの展望台が営業再開

能登半島地震の影響で営業を休止していた富山県小矢部市にある観光タワーで、10日から展望台の営業が再開されました。

小矢部市の「クロスランドおやべ」にある「クロスランドタワー」は、高さ100メートルの展望台から田園風景が一望できる観光名所です。

地震の影響で展望台の上にある防火水槽が壊れおよそ10.5トンの水が漏れたため、施設内が浸水する被害を受けました。

タワーを運営する財団法人は、営業を休止して安全点検や修理を行っていましたが、10日から営業を再開しました。

午前10時にオープンするとタワーが好きで月に2度ほど訪れるという高岡市の家族が展望台に上がり地元の風景を楽しんでいました。

7歳の男の子は「久々に来ることができてうれしいです。双眼鏡で山を見るのが好きです」と話していました。

「クロスランドおやべ」の高木利一館長は「1か月休業することはかつて無かったので営業を再開できてほっとしています。これから春に向けてたくさんの人に来ていただきたいです」と話していました。