「輪島塗」学んだ漆芸作家が被災地支援の催し 奈良

能登半島の伝統産業「輪島塗」を学んだ漆芸作家が、作品の展示や販売を通して能登半島地震の被災地を支援しようという催しが奈良市で開かれています。

催しは、石川県で輪島塗を学び、現在は奈良で活動をしている2人の漆芸作家などが奈良市にある興福寺で開きました。

寺の境内には2人が制作をした塗の盆や茶わん、花入れなどおよそ100点が並べられていて、売り上げの一部は能登半島地震の被災地の支援に充てられます。

集まった人たちは、作品を手にとって買い求めていました。

奈良市の60代の男性は「チャリティーというのはとてもいいことだと思います。作品もどれも伝統の技が感じられてすばらしいです」と話していました。

主催者の1人の阪本修さんは、かつて石川県の県立の研修所で輪島塗を学んだということですが、この研修所でも地震による被害が出ているということです。

阪本さんは「訪れた人に伝統の技術を見てほしいです。売り上げの一部が被災地に送られ、被災した人たちや輪島塗などの伝統工芸の復興に充てられたら、とてもうれしいです」と話していました。

この展示即売会は、奈良の興福寺で今月12日まで開かれています。