輪島市の小中学校 午後の授業再開に向け13日から昼食提供へ

能登半島地震の影響で、午前中だけの授業となっている石川県輪島市の小中学校で、午後の授業再開に向けて13日から昼食が提供されることになりました。

輪島市では、休校が続いていた7つの小中学校が2月6日から県立輪島高校の校舎を使って児童・生徒の受け入れを始め、すべての学校の授業が再開されています。

断水の影響などで給食の調理ができないことから、現在は午前中だけ授業が行われていますが、市では午後の授業再開に向けて、2月13日からボランティア団体の協力をえて昼食を提供することを決めました。

比較的、手がかからないものから始める予定で、ごはんとおかず、丼物といった昼食、およそ530人分を提供することにしています。

アレルギーがある子どもに対しては、当分の間は、ごはんだけを提供し、おかずはそれぞれの家庭から持参してもらうことを検討しているということです。

輪島市は「断水が続いているうえ、調理員を確保するのも難しく、まずはボランティアの協力をえて昼食を提供したい。本格的な給食も、今後、段階的に再開できるよう検討を進めたい」としています。