被災地支援「チャリティーマルシェ」富山 高岡で17日に開催

能登半島地震の被災地支援を行おうと、富山県高岡市で市内の飲食店などが出店し、売り上げを義援金などにする販売会が今月17日に開かれることになりました。

「復旧・復興応援チャリティーマルシェ」というこのイベントは、プロ野球独立リーグの富山サンダーバーズなどが能登半島などの被災地を支援しようと行うものです。

9日、高岡市ではイベントの説明会が行われ、今月17日にJR新高岡駅南口公園を会場に、県内外から飲食店など20店舗ほどが出店することが発表されました。

このうち、海岸に近く液状化の被害が相次いだ伏木地区の飲食店は、復旧対応に追われていて、これまで十分な営業ができなかったということで、このイベントをきっかけに地元を盛り上げたいとしています。

また、富山サンダーバーズの選手のサイン入りユニフォームなど、およそ30品が出品されるオークションも行われ、売り上げは全額被災地への義援金とされるということです。

このイベントの主催者の富山サンダーバーズの永森茂社長は「被災地へ行って支援を行いたくてもできない人も多くいると思うので、イベントを盛り上げて被災地支援につなげたい」と話していました。