静岡 新東名高速 トンネル内で車両火災 運転の40代男性やけど

9日夕方、静岡市の新東名高速道路のトンネル内でトラックが炎上し、運転していた40代の男性が軽いやけどをしました。男性は「タイヤがバーストして火が出た」と警察に通報していて、警察と消防が詳しい状況を調べています。

9日午後4時前、静岡市葵区の新東名高速道路「北沼上トンネル」の下り線でトラックを運転していた男性から「走っている時にタイヤがバーストして火が出た」と警察に通報がありました。

警察によりますと、トラックの運転席付近が激しく燃え、40代の男性ドライバーが軽いやけどをして病院に搬送されました。トンネルは、長さおよそ1300メートルの片側3車線で、出入り口付近からは一時、黒い煙が立ちのぼりました。

警察によりますと、当時、トンネル内には後続の7台の車が残っていましたが、乗っていた15人はいずれも消防が救助し、体調不良を訴える人はいないということです。

このトラックは、乗用車を関西方面に運ぶ途中で、火はトラック全体に燃え広がったということです。消火活動は現在も続けられています。

新東名高速道路は、いずれも静岡市の新清水ジャンクションと新静岡インターチェンジの間が通行止めになり、上り線は午後9時に解除されましたが、下り線は通行止めが続いています。