【解説】米 掲げる“グランドバーゲン” イスラエルの理解は?

ガザ地区での戦闘休止と人質解放に向けた交渉を巡り、イスラエルのネタニヤフ首相は完全な停戦を求めるハマスからの提案を拒否する姿勢を示しました。

ハマスは引き続き仲介国と協議するとしていますが、双方の隔たりは大きく合意が実現するかは依然、不透明です。

アメリカのバイデン政権が目指しているのは、短期的には「人質の解放」や「戦闘の休止」ですが、同時に「グランドバーゲン」とも呼ばれる包括的合意を目指しています。

中東地域に和平と安定を取り戻したいというのが、バイデン政権が掲げるグランドバーゲンの狙いですが、肝心のイスラエル政府から理解が得られていません。

「国際報道2024」油井秀樹キャスターの解説です。(2月8日放送)

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