自民 保守系の議員グループ 隔週木曜日に会合開催へ

安倍元総理大臣を「永久顧問」とし、高市経済安全保障大臣が顧問を務める自民党の保守系の議員グループは、これまで各派閥の会合が行われていた木曜日に、隔週で会合を開くことになりました。党内の派閥が相次いで解散を決めたことを踏まえ、考えが近い議員に参加を呼びかけたいとしています。

安倍元総理大臣が生前顧問を務めた自民党の派閥横断の議員グループ「保守団結の会」は、安倍氏を「永久顧問」とし、高市経済安全保障大臣が顧問を務めていて、8日、党本部で開いた会合には解散が決まった安倍派の議員を中心に10人余りが出席しました。

会合では高市大臣が、経済安全保障上、重要な情報を扱う人の信頼性をあらかじめ国が確認して認定する「セキュリティークリアランス」制度をテーマに講演を行いました。

これに先立ち、高鳥修一衆議院議員らグループのメンバーの一部が国会内で集まり、これまで各派閥の会合が行われていた木曜日の昼に、隔週で会合を開くことを決めました。

グループでは、党内の派閥が相次いで解散を決めたことを踏まえ、憲法や安全保障などの分野で考えが近い議員に参加を呼びかけたいとしています。