卓球 団体戦の世界選手権を前に 日本代表が練習公開

卓球の団体の世界選手権を前に日本代表の練習が公開され、パリオリンピックの代表に内定した張本智和選手や早田ひな選手が意気込みを語りました。

卓球の世界選手権は1年おきに個人戦と団体戦が交互に行われ、ことしは2月16日から男女の団体戦が韓国で開催されます。

今大会でベスト8に進出すれば、パリオリンピックの団体の出場権を獲得し、シングルスの男女各2枠も確定します。

大会に向け日本代表の選手たちは、東京 北区で合宿を行っていて、8日、報道陣に練習が公開されました。

パリ大会の代表に内定し、女子の主軸として期待される世界ランキング5位の早田選手は、誰よりも早く卓球台に向かい、レシーブの際のフットワークの確認や強打でのラリーを行いました。

そのあとは、予選リーグで対戦するルクセンブルクの選手の揺れるボールの対策に長い時間を割いていました。

23歳の早田選手は「団体の世界選手権は3回目で、気付けば最年長だ。エースとして役割を全うできるよう頑張りたい」と話していました。

また、男子のエースで世界9位、20歳の張本選手はフットワークやラリーの練習を繰り返し行い、1打ごとに声を出しながら力強いボールを打っていました。

張本選手は「世界選手権での目標は、2大会連続のメダルと個人では全勝すること。プレーでも気持ちでも攻めている姿勢を見せたい」と意気込みを語りました。