岸田首相 政治刷新本部の作業チームと会談 信頼回復へ議論指示

岸田総理大臣は、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、自民党の「政治刷新本部」のもとに立ち上げた作業チームの座長らと会談し、党の信頼回復に向けて政治資金規正法の改正や党改革などの議論を進めるよう指示しました。

岸田総理大臣は8日午後、自民党本部で党の「政治刷新本部」のもとに今週立ち上げた作業チームの座長や事務局長と会談しました。

作業チームは、▽政治資金規正法の改正など法整備を検討するチームと、▽人事を含めた党機能やガバナンスの強化を図るチーム、それに、▽党則や組織統治の指針にあたる「ガバナンス・コード」などの見直しを行うチームの3つで、それぞれ鈴木馨祐元外務副大臣、松本洋平元経済産業副大臣、牧島かれん前デジタル大臣が座長を務めます。

岸田総理大臣は「党の信頼回復につながる取り組みをお願いしたい」と述べ、政治資金規正法の改正や党改革などの議論を具体的に進めるよう指示しました。

3つのチームは来週にも初会合を開いて検討を始めることにしています。