岸田首相 自民党執行部と会談 政治資金問題受け対応協議

岸田総理大臣は自民党の麻生副総裁や茂木幹事長ら執行部のメンバーと会談し、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて行われている聴き取りの進捗(しんちょく)状況などを確認し、今後の対応を協議しました。

岸田総理大臣は8日午前、自民党本部で麻生副総裁や茂木幹事長、それに森山総務会長ら党執行部のメンバー7人とおよそ50分間会談しました。

この中で、茂木氏が派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、党の「政治刷新本部」のもとに政治資金規正法の改正をはじめ法整備を検討するチームなど3つの作業チームを立ち上げたことを報告しました。

また、森山氏が安倍派や二階派などの関係議員に行っている聴き取りの進捗状況を報告し、今後の対応を協議しました。

一方、出席者によりますと、前回の衆議院選挙で旧統一教会側から選挙の支援を受けたと報じられた盛山文部科学大臣について、岸田総理大臣は、旧統一教会との関係を断つとした党のルールにのっとって対応していく考えを示したということです。

そして、岸田総理大臣と党執行部7人との会談について毎週行うことを申し合わせました。