群馬 伊勢崎 小学生らが中型犬に次々かまれ12人けが 犬は捕獲

7日夕方、群馬県伊勢崎市にある2か所の公園の付近で、小学生9人を含むあわせて12人が、近所で飼われていた中型の犬に次々とかまれ、11人が軽いけがをしました。もう1人も命に別状はなく、犬は捕獲されたということで、警察が飼い主から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

7日午後4時すぎ、伊勢崎市田中島町にある西部中央公園と近くにある田尻公園の付近で「人が犬にかまれているようだ」と目撃した男性から警察に通報がありました。

警察によりますと、7歳から63歳までの小学生9人と大人3人のあわせて12人が足などをかまれてけがをしました。

11人は軽傷で、もう1人もけがの程度は確認中ですが、命に別状はないということです。

かんだ犬は、近くに住む男性が飼っている体長が1メートル30センチほどある中型の四国犬で、その後、現場近くで捕獲され、県内の動物愛護センターで保護されているということです。

現場は、伊勢崎市役所から西におよそ3キロの住宅街にある公園で、警察は犬の飼い主や現場にいた人から話を聞くなどして当時の状況を調べています。

目撃した中学生は

西部中央公園の近くで人をかんだとみられる犬を目撃した中学生(13)は「犬は、60代くらいの男性が散歩させている小型犬にかみついていた。男性は蹴って、追い払おうとしていた」と話していました。