中国 1月の新車販売台数 前年同月比47%余増 EVなど販売伸び

中国の1月の新車の販売台数は、EV=電気自動車などの販売が伸びたことに加え、去年は旧正月の「春節」に合わせた大型連休が1月にあり、自動車販売店の休業などで販売が落ち込んだ反動もあって去年の同じ月と比べて47%余りのプラスと、大幅に増加しました。

中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと先月の新車の販売台数は243万9000台となり、去年の同じ月と比べて47.9%のプラスと大幅な増加となりました。

主な要因としてはEVなどの「新エネルギー車」の販売が、去年の同じ月と比べて78.8%のプラスと好調だったことによるもので、販売台数に占める新エネルギー車の割合は29.9%でした。

また、比較の対象となる去年1月は旧正月の「春節」に合わせた大型連休があり、自動車販売店の休業などで販売が落ち込んだことから、その反動も大幅なプラスの要因となりました。

中国は去年、年間の自動車の輸出台数で日本を抜いて初めて世界1位となりましたが、先月の輸出台数は去年の同じ月と比べて47.4%増えて44万3000台となり、ことしも輸出の拡大が続いています。