石川県能登町の宇出津小学校では、地震の影響で体育館が使えなくなるなど大きな被害を受けていて、一部の児童が今も避難所から登校を続けています。
7日は、被災地の教育支援などに取り組む東京のNPOが子どもたちを励まそうとプレゼントを贈るイベントを企画し、学校を訪れました。
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石川 能登町の小学生にプレゼント 文房具などの詰め合わせ
能登半島地震で被害を受けた石川県能登町の小学生に、文房具などを詰め合わせたプレゼントが、被災地の支援に取り組む団体から贈られました。
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イベントには8年前の熊本地震で出身地が被災したサッカーの元日本代表、巻誠一郎さんが参加し、代表の1年生と3年生の男子児童2人にプレゼントが入った大きな袋を贈りました。
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プレゼントには定規や色鉛筆、それに消しゴムなどの文房具が入っていて、子どもたちは、歓声をあげながら受け取っていました。
受け取った1年生の女子児童は「誕生日みたいでうれしいです」と話していました。
坂口浩二校長は、「学習道具を失った児童もいるので、新しいものをもらえて、喜んでいると思います。教職員だけでは抱えきれない問題も多く、いろいろな方の力を借りて子どもたちの成長を見守っていきたい」と話していました。
このNPOは、珠洲市や輪島市など地震で被害を受けたほかの自治体の子どもたちにも欲しいものや、服のサイズなどを尋ねるアンケートを行って、一人一人の要望に合わせて防寒具や靴、参考書などをプレゼントすることにしています。