盛山文科相“今は関係断っている” 立民は説明や更迭求める

旧統一教会の関連団体から選挙の支援を受けていたと報じられた盛山文部科学大臣は、今は関係を断っているとして、引き続き解散命令請求の対応などにあたる考えを示しました。これに対し立憲民主党は、7日も国会で説明や更迭を求めることにしています。

盛山文部科学大臣は、前回・2021年の衆議院選挙の際、旧統一教会の関連団体から推薦状を受け取り、支援を受けていたと報じられ、6日の衆議院予算委員会で「選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できなかった」と説明しました。

その上で、旧統一教会との関係は今は断っているとして、引き続き解散命令請求の対応などにあたる考えを示しました。

また岸田総理大臣も「引き続き職責を果たしてもらいたい」と述べました。

政府・自民党は、新年度予算案の審議に影響が出るのは避けたい考えで、盛山大臣に説明責任を果たすよう促すことにしています。

これに対し、立憲民主党の泉代表は岸田政権について「機能不全に陥っており、不祥事続きで政権を担う人材がほぼ枯渇状態にある」と批判しました。

立憲民主党は、7日も衆議院予算委員会で旧統一教会との関係性の説明や盛山大臣の更迭を求めることにしています。

また野党側は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について追及を強める方針です。