高松 ことでんバス 路線再編を発表 16路線24系統で減便へ

高松市などで路線バスを運行することでんバスは、運転手不足などを背景にバス路線を再編し、現在よりも減便するのは、まちなかループバスと空港リムジンバス、それに空港通り線を除くすべての路線の合わせて16路線24系統となっています。

ことでんバスは利用者の減少に加え運転手不足が深刻となり、現在の便数を維持することが極めて厳しいとして、5日、バス路線の再編を発表しました。

それによりますと、減便するのは平日は176便、休日は153便で、それぞれ率にして平日では25.1%、休日では26.4%の減便率となります。

減便の対象は、高松市の商業施設「ゆめタウン高松」を通る系統や、塩江町に向かう系統などで、まちなかループバスや空港リムジンバス、それに空港通り線を除くすべての路線、合わせて16路線24系統です。

また、朝日町線のうち、県立中央病院などを通る系統とイオン高松線のうち馬場病院などを通る系統の2つの系統が廃止されます。

一方、新たに設ける路線では、ことでん伏石駅と大学病院やことでん高田駅を結ぶ路線が新設されます。

ことでんバスは「現在の便数の維持が難しくなり、利用状況に応じて運行する本数や新しい路線を検討した」としています。

路線を再編したあとの新しいダイヤは、早いものでは来月1日から実施されます。