タイやベトナムなどからの技能実習生が流氷観光 北海道

技能実習制度などで地域を訪れている外国の人たちに、流氷観光を楽しんでもらう取り組みが北海道紋別市で行われました。

この取り組みは、技能実習制度などでタイやベトナムなどから紋別市を訪れている外国の人たちに楽しんでもらおうと、市や水産加工業協同組合がことし初めて行ったものです。

2日目の6日はおよそ80人が流氷観光船「ガリンコ号」に乗り込みました。

紋別市では連日、流氷が海岸まで押し寄せていて、真っ白な流氷が海一面に広がる景色とその流氷の中を氷を砕きながら豪快に進むオホーツク海ならではの体験に、参加した人たちは歓声をあげたり、写真を撮ったりして楽しんでいました。

初めて流氷を見たというインドネシア出身の女性は「流氷を見ることができて楽しいです。紋別は寒いですが、景色がきれいで好きになりました」と話していました。

主催した紋別市国際交流ステーション運営委員会の加藤洋子会長は、「楽しんでくれたようなので、今後も紋別のことを知るきっかけ作りをしていきたい」と話していました。