レスリング男子 花原勉さん死去 1964年の東京五輪で金メダル

1964年の東京オリンピック、レスリング男子の金メダリスト、花原勉さんが5日、都内の病院で亡くなりました。84歳でした。

花原さんは山口県下関市出身。

日体大に進学後に柔道からレスリングに転向し、1964年の東京オリンピックではグレコローマンスタイルのフライ級で金メダルを獲得しました。

現役引退後は日体大で教べんをとり、ソウルオリンピックではレスリングの強化委員長を務めました。

その後、日体大の名誉教授となり令和元年には瑞宝中綬章を受章しました。

また、長男の大介さんもレスリング選手としてバルセロナオリンピックに出場し、親子2代のオリンピック選手となりました。

日本レスリング協会や関係者によりますと、花原さんは病気のため都内の病院に入院していましたが、5日、亡くなったということです。

84歳でした。