共産 田村委員長“次の衆院選 比例代表650万票の獲得目指す”

共産党の田村委員長は、自民党政治を変えるため野党共闘を進めるとともに、次の衆議院選挙の比例代表で650万票の獲得を目指す考えを強調しました。

1月に開かれた共産党の党大会で女性として初めて委員長に就任した田村智子氏が、6日に党本部でNHKのインタビューに応じました。

この中で田村委員長は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて「自民党政治は本当に行き詰まっている。真相解明とともに金権腐敗の根を絶つ政治改革を一致点にして国会で野党が共闘していく必要がある」と述べました。

そして、次の衆議院選挙に向けたほかの野党との選挙協力について「『共産党と共闘するのか』という攻撃がかけられており、困難に直面しているが、野党が共闘して自民党政治を変えるという旗を示していくことが今求められている」と指摘しました。

そのうえで「次の衆議院選挙では思い切って党の議席を増やすことに力を入れる。比例代表で650万の得票は相当な努力が必要になるが、引き続き追求していく」と強調しました。