「ゆりかもめ」が雪影響で立往生 乗客が軌道上歩いて移動

「ゆりかもめ」の運行会社によりますと、「ゆりかもめ」は5日午後9時15分ごろ雪の影響で
▽竹芝駅と汐留駅の間と
▽汐留駅と新橋駅の間で
あわせて2本の列車が動けなくなったため、乗客550人を軌道上に降ろし、汐留駅まで歩いて誘導したということです。

けがをした人や体調の不良を訴えた人などはいないということです。

この影響で、「ゆりかもめ」は午後10時半現在、全線で運転を見合わせていて、再開のめどはたっていないとしています。

乗客「滑りやすかったので怖かった」

雪の影響で軌道上で動けなくなった「ゆりかもめ」に乗っていた女性は「走行中に急ブレーキがかかり車内が暗くなりました。その後『降りてください』と車内アナウンスが流れ、駅員が外からドアを開けて、列車から降りて歩いてきました。足元が滑りやすかったので怖かったです」と話していました。

この列車に乗っていた乗客が撮影した写真や映像では、乗客たちが明かりが消えた車内で待機する様子や、車両から降りて軌道上を1列に並んで慎重に歩いている様子が確認できます。

乗客 1列に並んで移動

5日夜、「ゆりかもめ」の乗客がSNSに投稿した画像です。

車両から降りた乗客が軌道上を歩いている様子が確認できます。

この乗客によりますと、先頭の車両から外に出るよう誘導のアナウンスがあり、駅員が体調不良の乗客がいないか確認したあと、1列に並んで車両の外への移動を開始したということです。