チリで大規模な山火事相次ぐ 少なくとも112人死亡 被害が拡大

南米のチリでは、沿岸部などを中心に大規模な山火事が相次いで発生していて、これまでに少なくとも112人が死亡するなど、被害が拡大しています。

チリでは、数日前から沿岸部などを中心に大規模な山火事が発生していて当局によりますと、これまでに165件の火災が相次ぎ、112人が死亡したということです。

また、AP通信によりますと、およそ200人と連絡がつかなくなっているということです。

当局によりますと、被害が大きいのは、首都サンティアゴから北西におよそ100キロ離れた沿岸部のバルパライソやビニャデルマルなどで、現地からの映像では、住宅街が黒く焼け焦げ、がれきを片づける人の姿が確認できます。

チリのボリッチ大統領は4日、現地を視察したあと会見し「チリ全体が苦しみ、犠牲者を悼んでいる。私たちは非常に大きな悲劇に直面している」と述べ、5日から2日間、国として喪に服すと明らかにしました。

複数のメディアは、チリをはじめ、南米の太平洋側では海面水温が平年より高くなる「エルニーニョ現象」の影響で干ばつや高温が続き、山火事のリスクが高まっていると伝えています。