断水続く石川 輪島で美容室が営業再開

地震の影響で断水が続く石川県輪島市で美容室が営業を再開し、さっそく訪れて髪をカットした客の中には「髪を切るのは3か月ぶりですっきりしました」と話す人もいました。

輪島市で6年前に開業したこの美容室は、地震から1か月がたった今月1日から料金を割安にして営業を再開しています。

4日は隣の能登町に住む常連の4人家族が地震のあと初めて店を訪れ、店主と久しぶりの再会を喜び合いました。

美容室では断水が続いているため、シャンプーはまだできませんが、店主が手際よく髪をカットしていくと家族たちは気持ちよさそうな表情を浮かべていました。

このうち、9歳の長女は避難生活でなかなか入浴することができないからと、長い髪を短くカットしてほしいと頼んでいました。

家族の父親は「髪を切るのは3か月ぶりで気分もすっきりしました。避難生活を忘れられるひとときでした」と話していました。

店主の酒井実来さんは「先行きが見通せず不安ですが、地元が大好きで残っている人たちのためにできることをしたいです。心が少しでも軽くなってくれたらうれしいです」と話していました。

美容室では今後、避難所にいる人たちにボランティアでシャンプーのサービスをすることにしていて、売り上げの半額をその費用に充てるということです。