ボートの仮想レースでタイム競うインドアローイング大会開催

オンラインで競う「バーチャルスポーツ」を国内で推進し、競技の普及につなげていこうと、各地から遠隔で参加した初心者からトップ選手までが、ボートのトレーニング機器を使って仮想レースでタイムを競う「インドアローイング」の大会が開かれました。

大会は日本ローイング協会が開いたもので、初心者からトップ選手までおよそ600人が埼玉県戸田市のイベントホールをメイン会場に、各地から遠隔で参加しました。

そして、個人戦や4人1チームの団体戦が行われ、ボートのトレーニング機器を使った仮想レースでタイムを競いました。

オンラインでつながった画面には順位など、レースの状況が映し出され、参加した選手たちは実際のレースさながらに、ライバルとの差などを確認して勝利や記録を目指していました。

男子の団体戦では国内トップクラスの選手が所属するNTT東日本のチームが初出場で優勝し、NTT東日本漕艇部の高野勇太選手は「素直にうれしいし、すごく楽しかった。なかなかボートでリレーをすることはないので、いい経験になった」と話していました。

日本ローイング協会の細淵雅邦業務執行理事は「全国どこからでも参加できるのがメリットで、1人でも多くの人にローイングを楽しんでもらい、競技の普及につながればと思う。IOCの考えをかみ砕きながら、競技団体として積極的に進めていきたい」と話していました。

「バーチャルスポーツ」をめぐっては、IOC=国際オリンピック委員会が若い世代の人たちにスポーツへの関心を高めてもらおうと、将来、オリンピックでの採用を検討していて、去年、世界大会を開くなど動きが活発化しています。