北陸新幹線 一般向けの試乗会 新区間の金沢・敦賀間の走行体験

来月開業する北陸新幹線の金沢・敦賀間で一般向けの試乗会が行われ、一足早く、新たな区間での走行を体験しました。

この試乗会では来月16日に開業する北陸新幹線の金沢駅と福井県の敦賀駅をそれぞれ出発して往復します。

3日と4日の2日間行われ、応募倍率およそ75倍のなか、抽せんで選ばれたおよそ2000人が乗車体験します。

このうち、敦賀駅にはおよそ500人の家族連れや鉄道ファンが集まり、営業用の車両「W7系」が新しいホームに入ってくると、車両と一緒に記念撮影をしていました。

子どもと一緒に乗車するという愛知県の30代の女性は「息子が新幹線が好きなので応募しました。車両から雪景色を見るのが楽しみです」と話していました。

そして、正午ごろ、参加者たちを乗せた新幹線は金沢に向けて出発しました。

まもなくすると、金沢駅を発車した新幹線が敦賀駅に到着し、一足早く新たな区間での走行を体験した参加者たちが降りてきました。

乗車した石川県の50代の男性は「音が静かで、乗り心地がよかったです。また新幹線に乗って敦賀のほうに遊びに来たいです」と話していました。