自民 都内選出の萩生田氏と小田原氏 収支報告書を訂正

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、最大派閥安倍派が政治資金収支報告書を訂正したことに関連し、萩生田前政務調査会長ら都内選出の衆議院議員2人が収支報告書を訂正しました。

2日、政治資金収支報告書を訂正したのは、自民党安倍派で都内選出の衆議院議員の萩生田光一前政務調査会長、小田原潔氏の2人がそれぞれ代表を務める政党支部です。

保存が義務づけられ公開されているおととしまでの3年間の収支報告書によりますと、萩生田氏が代表を務める「自民党東京都第二十四選挙区支部」は、安倍派「清和政策研究会」側からの収入として2020年に482万円、2021年に888万円、2022年に582万円のあわせて1952万円を記載せず訂正しました。

また、小田原氏が代表を務める「自民党東京都第二十一選挙区支部」はあわせて844万円を記載せず訂正しました。

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題では「清和政策研究会」が、おととしまでの3年間に記載していないパーティー収入が4億3500万円あまりあったなどとして、先月31日、収支報告書を訂正しました。