富山県「復旧・復興本部」の初会合 ロードマップ作成へ

富山県は能登半島地震からの復興の段階に入ったとして「災害対策本部」から切り替えた「復旧・復興本部」の初会合を開きました。この中で新田知事は近く被災者の生活再建や公共インフラの復旧など、今後数年の間に県が取り組むべきことを示す工程表、ロードマップを作成することを明らかにしました。

これは2日、富山県の防災危機管理センターで開かれた「復旧・復興本部」の初会合で新田知事が明らかにしました。

それによりますと、作成を進める「復旧・復興に向けたロードマップ」は公共インフラや産業の復旧・復興、それに被災した人たちの生活再建にむけて今後数年の間に県が取り組む工程を示すものです。

復興をどう計画的に進めるか目に見える形で示し、進捗(しんちょく)状況を把握していくねらいです。

新田知事は「復興への道のりを見えるようにすることで、長期的なめどをつけて、どんなことをすればよいか、段取りや計画を立てられるようにしていく」と述べました。

県は今月下旬に、このロードマップの骨子を示すことにしています。