住宅火災 焼け跡から4人が遺体で見つかる 鹿児島 南さつま

1日夜、鹿児島県南さつま市で住宅が全焼し、焼け跡から4人が遺体で見つかりました。警察は、身元の確認を進めるとともに、火事の原因を調べています。

1日夜10時20分ごろ、南さつま市金峰町の有村トシ子さん(98)の住宅から火が出ていると、近所の住民から消防に通報がありました。

火はおよそ40分後にほぼ消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅およそ160平方メートルが全焼し、焼け跡から4人が遺体で見つかりました。

警察によりますと、この家には、有村さんと有村さんの70代の息子夫婦、それに60代の娘の4人が暮らしていたという情報があり、火事のあと全員と連絡が取れていないということです。

現場は南さつま市役所から北におよそ2キロ離れた住宅地の一角で、警察は、身元の確認を進めるとともに、消防とともに現場検証を行って火事の原因を調べています。