大阪空港の駐機場で全日空機どうしの翼接触 全日空10便が欠航

1日午前、大阪空港の駐機場で、全日空機どうしの翼が接触し、この影響で全日空の10便が欠航しました。けが人はおらず、全日空は「お客様にご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます」としています。

全日空によりますと、1日午前10時8分ごろ、大阪空港の駐機場で、全日空の出発機と到着機の右の翼の先端どうしが接触するトラブルがありました。

出発機は松山行きの1637便、到着機は福岡発の422便で、それぞれ60人余りの乗客がいましたが、けがをした人はいませんでした。

全日空によりますと、2機はどちらもボンバルディアDHC8型機で、当時、出発機は誘導路に向かうため機体の向きを変えて停止していて、到着機は搭乗口に向かって走行していたということです。

双方の翼の先端にわずかにこすれたあとがあるということで、出発機は別の機材に変更され、およそ1時間半遅れたほか、大阪空港を発着する全日空の10便が欠航したということです。

全日空は詳しい原因を調べていて、「お客様にご迷惑をおかけし、お詫び申し上げます」としています。