自民 安倍派の衆院議員4人が収支報告を訂正 政治資金問題で

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、埼玉県選出で安倍派に所属する衆議院議員の三ツ林裕己氏と大塚拓氏、柴山昌彦氏、それに中根一幸氏の4人が政治資金収支報告書を訂正しました。

保存が義務づけられ公開されている、おととしまでの3年間の収支報告書によりますと、
三ツ林氏が代表を務める資金管理団体「新日本情勢調査会」は安倍派「清和政策研究会」側からの収入として
▽2020年に1016万円
▽2021年に642万円
▽2022年に150万円の合わせて1808万円分を記載せずに、1月31日訂正しました。

大塚氏が代表を務める資金管理団体「世界システム研究所」は
▽2020年に346万円
「自民党埼玉県第九選挙区支部」は
▽2021年と2022年にそれぞれ264万円、合わせて874万円分を
派閥側からの収入として記載せずに訂正しました。

また、柴山氏が代表を務める「自民党埼玉県第八選挙区支部」は
▽2020年に346万円
▽2021年に130万円
▽2022年に80万円の合わせて556万円分を
中根氏が代表を務める資金管理団体「一幸会」は
▽2020年に386万円
▽2021年に48万円の合わせて434万円分を
それぞれ訂正しました。

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題では、「清和政策研究会」がおととしまでの3年間に記載していないパーティー収入が4億3500万円余りあったなどして、1月31日、政治資金収支報告書を訂正しました。