絵本作家 かがくいひろしさんの展示会「だるまさん」千葉 松戸

「だるまさん」シリーズなどで知られる絵本作家、かがくいひろしさんの作品の展示会が、千葉県松戸市の特別支援学校で開かれています。

かがくいひろしさんは、2005年に50歳で絵本作家としてデビューし、亡くなるまでの4年間に「だるまさん」シリーズなど16の作品を残しました。

かがくいさんは絵本作家になったあとも含め、30年近く、千葉県内の特別支援学校で美術の教員として勤務していて、展示会はこのうちの1つ、松戸特別支援学校で開かれています。

会場には、出版された絵本や歩みを振り返るパネルのほか、教員時代にみずから作った人形や楽器などの教材が展示され生徒たちは、直接作品に触るなどして楽しんでいました。

かがくいさんとともに勤めていた教員の羽田智子さんは「子どもの気持ちや集中力を引き出しやすく、楽しい絵本だと思います。子どもの自発的な行動を見守るなど、優しく子どもの目線に立った先生でした」と話していました。

展示会は2月2日まで、松戸特別支援学校で開かれていて、学校の関係者以外も、事前に連絡すれば鑑賞できるということです。