西村国対委員長代行 不記載で陳謝 国対代行は続投

自民党安倍派の西村国会対策委員長代行はコメントを発表し派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で政治不信を招いたとして陳謝しました。また、国会対策委員長代行を続ける考えを示しました。

西村氏はコメントを発表し「懸念を抱かれる事態になり政治不信を招いたことを深くおわびする」と陳謝しました。

そして、おととしまでの3年間でパーティー券の販売ノルマを超えて集めた収入あわせて554万円を派閥に納入せず収支報告書に記載していなかったことを明らかにしました。

超過分については派閥の指示を受けてみずからの事務所で保管していたとしています。

このあと西村氏は記者団に対し「派閥に『返却したい』と繰り返し伝えたが、派閥から私の事務所への寄付として収支報告書を訂正するよう強い要請があった。不本意ではあるが、派閥側の訂正に合わせて対応した」と述べました。

また、記者団から役職を辞任する考えがあるか問われ「国会が非常に波が荒い中で若手から『もうしばらく頑張ってほしい』という声がある」と述べ、国会対策委員長代行を続ける考えを示しました。