アメリカ 大阪・関西万博パビリオンのデザイン発表

来年の大阪・関西万博に参加するアメリカは1月31日、パビリオンのデザインを発表し、アメリカの文化イベントを楽しめるステージなどを設けて、未来を思い描けるような場所を目指すとしています。

大阪・関西万博の会場に建設するアメリカのパビリオンについて31日、東京 港区のアメリカ大使公邸でエマニュエル駐日大使やパビリオンの建築士などがデザインを発表しました。

パビリオンは「わび・さび」から着想を得たという、三角形の建物2棟の間にキューブ状の建物が配置される幾何学的なデザインとなっています。

2つの大型スクリーンにはアメリカの都市や自然の風景が映し出されるほか、中庭にはアメリカの音楽などを楽しめるステージが設けられるということです。

パビリオンのテーマは「共に創出できることを想像しよう」だということで、人類の英知を前進させる未来を思い描けるような場所を目指すとしています。

デザインを手がけた建築士のトレイ・トレイハンさんは「世界中の人々が集い、共通点を見いだすことを促すような場所を協力して作っていきたい」と話していました。

建設にかかる費用は2500万ドル、日本円でおよそ37億円で、アメリカ大使館によりますとこの春に着工するということです。