日本ボクシング連盟の前会長 山根明さん死去 84歳

日本ボクシング連盟の前の会長の山根明さんが亡くなったことが関係者への取材で分かりました。84歳でした。

大阪府出身の山根さんは昭和50年代から奈良県アマチュアボクシング連盟の運営に携わるようになり、平成3年からは日本ボクシング連盟の理事に就任してシドニーオリンピックでは、日本代表チームの監督を務めました。

そのあと、平成23年4月に日本ボクシング連盟の会長に就任し、アマチュアボクシング界の発展に尽力しました。

しかし、平成30年に審判の不正や助成金の流用暴力団員だった人物との交際といった数々の問題が指摘され、会長を辞任し翌年に永久追放に相当する除名処分を受けました。

そのあとは、民放のテレビ番組に出演するなどしていましたが、関係者によりますと、最近はがんを患って体調を崩していたということで、31日までに亡くなったということです。

84歳でした。