フーシ派 “紅海などでの船舶への攻撃は正当 今後も繰り返す”

イエメンの反政府勢力フーシ派の報道官がNHKの取材に応じ、紅海などでの船舶への攻撃について正当化したうえで、今後も同様の攻撃を繰り返すと主張しました。

イエメン北部を掌握する反政府勢力フーシ派はイスラム組織ハマスとの連帯を示すとして紅海を航行する船舶への攻撃を繰り返している一方で、アメリカ軍とイギリス軍は今月に入りフーシ派の拠点への攻撃に乗り出していて、攻撃の応酬が続いています。

こうした中、フーシ派のアベド・トール報道官が29日、NHKのオンラインインタビューに応じました。

この中で報道官は「アメリカとイギリスがイエメンへの攻撃を行った。われわれは両国と戦争状態にある」として、紅海などで行っている船舶への攻撃の正当性を主張しました。

さらに「われわれはこれまで間違った標的を攻撃したことはなく、海上輸送になんら影響を与えていない。アメリカこそが海上輸送に悪影響を与えている」と述べ、アメリカ軍の紅海での活動が海上輸送に悪影響を及ぼしていると非難しました。

また、トール報道官は「われわれは地域全体での緊張感を高めるつもりはない。イスラエルがガザ地区への攻撃を止めれば、われわれの攻撃も終わる」と述べた一方で、イスラエルの攻撃停止が実現するまでは同じような船舶攻撃を続けると強調していて、世界的な海上輸送への影響が懸念されます。