大阪・関西万博 記念貨幣の第2弾発行へ デザイン公表

政府は来年開かれる大阪・関西万博に向け、第2弾となる記念貨幣の発行を決め、1000円銀貨のデザインを公表しました。

政府は来年4月の大阪・関西万博の開幕までに3回に分けて記念貨幣を発行する計画で、30日に第2弾となる額面1000円の銀貨のデザインを公表しました。

表面には、万博の公式キャラクターである「ミャクミャク」と万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」にあわせて命を象徴する「ハート」と「双葉」が描かれています。

この銀貨の販売価格は税込みで1万3800円で5万枚発行されます。

記念貨幣は独立行政法人造幣局が通信販売し、申し込みはことし4月12日から3週間程度受け付けます。

去年8月に申し込みが行われた第1弾の1000円銀貨は、販売数量の5倍を超える申し込みがあったということです。

上川外相「来年4月の開幕に向け取り組む」

上川外務大臣は閣議の後の記者会見で「万博は世界に向けて日本の魅力を発信する絶好の機会であり、すでに160の国や地域が参加を表明し『こうした時期だからこそ、しっかりと協力して成功させたい』という励ましの声もいただいている。来年4月の開幕に向けて引き続き関係者一体となって取り組んでいく」と述べました。