能登半島地震 金沢市の2次避難者に駐車場170台分余 無償提供へ

能登半島地震を受けて金沢市に2次避難している人の経済的負担を減らそうと、石川県は、来月から市内の駐車場170台分余りを無償で提供することになりました。

今回の地震で、県は旅館やホテルを「2次避難所」として提供していて、金沢市にも多くの人が避難しています。

ただ、自家用車で避難してきた人が駐車場代を負担しなければならないケースもあることから、県は、金沢市内の3つの駐車場を無償で提供することにしました。

具体的には
▽北安江の金沢勤労者プラザ第2駐車場に38台、
▽香林坊の香林坊地下駐車場に40台、
▽小将町の兼六駐車場に100台の合わせて178台です。

期間はいずれも来月2日からで、兼六駐車場は3月20日まで、そのほかは3月末までです。

申し込みは先着順で、30日午前9時から県のホームページと専用ダイヤルで受け付けます。

同様の駐車場は金沢市も小立野の旧金沢美術工芸大学キャンパス跡地駐車場で120台分を来月1日から3月末まで提供するとしています。