自民 茂木派所属の参議院議員 今後の対応引き続き意見交換

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受けて、退会の動きが相次ぐ茂木派所属の参議院議員が会合を開き、今後の対応について引き続き意見を交わしていくことを確認しました。

自民党茂木派では、これまでに
◇小渕選挙対策委員長と
◇青木幹雄元官房長官の長男、青木一彦参議院議員が退会し
◇関口参議院議員会長ら参議院の幹部3人が相次いで退会する意向を表明しました。

これを受けて茂木派に所属する参議院議員が29日、国会内で会合を開き19人が出席しました。

この中で関口氏は党の「政治改革大綱」で党幹部は在任中、派閥を離脱することが掲げられていることを踏まえ、幹部3人が退会することを決めたと説明しました。

これを受けて出席者からは「派閥は解散すべきだ」という意見や「派閥が今後カネと人事から完全に決別することが重要だ」といった指摘が出されました。

そのうえで今後の対応について引き続き意見を交わしていくことを確認しました。

このあと石井参議院国会対策委員長は記者団に対し「それぞれ居心地がよければ残るし、居ても意味がないということになれば退会する。参議院側がこぞって退会するという流れではない」と述べました。