和歌山 高野山で「寒中水行」僧侶や信者が身を清める

和歌山県の高野山で僧侶や信者が冷たい川につかって身を清める「寒中水行」が行われました。

「寒中水行」は、高野山の奥之院を流れる玉川で行われ、28日は、30代から60代までの高野山真言宗の僧侶と信者、合わせて9人が参加しました。

白装束をまとった参加者は、数珠を手に、腰のあたりまで水につかり、拍子木の音に合わせておよそ15分間、お経を唱えていました。

「水行場」の水温は、手元の温度計で0度と低く参拝に訪れた人たちは、寒中水行を見守りながら写真に収めていました。

寒中水行を終えた寳壽院(ほうじゅいん)の辻田真海住職は「ことしは、能登半島の地震があり、亡くなった方の追悼と、生活が困難な方々が一日も早く復興されることを願いました」と話していました。