能登半島地震 中高生が募金活動で被災地支援を呼びかけ 奈良

能登半島地震の被災地への支援をより多くの人たちに呼びかけようと奈良県御所市の中学生と高校生が募金活動を行いました。

募金活動を行ったのは、奈良県御所市にある県立の中高一貫校、青翔中学校高校の生徒会に所属する中学3年から高校2年までの11人です。

生徒会では能登半島地震の被災地を支援しようと今月中旬から校内や学校近くで募金活動を始めましたが、より多くの人たちに呼びかけたいと28日は利用者の多い橿原市にある近鉄の大和八木駅前で活動を行いました。

駅前では、生徒たちが「ご協力お願いします」と声をそろえて呼びかけ、通りかかったさまざまな年代の人たちが募金に応じていました。

募金した10代の男性は「早く被災地が復旧してほしいと思う」と話していました。

生徒会長で、高校2年生の尾崎太一さんは「被災地の様子をニュースで見て何か支援したいと思い募金活動を始めたが、たくさんの人が募金してくれてありがたい。被災地に僕たちが集めたぬくもりが届いてほしい」と話していました。

募金活動は28日でいったん終了し、集まった募金は日本赤十字社を通して、被災地に届けられるということです。