【動画解説】被災地はきょうも断続的に雨や雪 土砂災害に注意

能登半島地震の被災地では28日も断続的に雨や雪が降る見込みで、土砂災害に注意が必要です。災害関連死を防ぐために低体温症やエコノミークラス症候群などへの対策も心がけてください。
また、依然として地震活動が活発な状態が続いていて、気象庁は引き続き強い揺れを伴う地震に注意を呼びかけています。

※気象予報士の解説を動画でもお伝えします。
(おはよう日本7時台で放送 動画は2分58秒)

気象庁によりますと、石川県や富山県、新潟県など能登半島地震の被災地では、28日も断続的に雨や雪が降る見込みです。

地震の揺れで地盤が緩んでいるため、気象庁は少しの雨でも土砂災害に注意するよう呼びかけています。

避難生活の長期化で体調を崩す人が相次ぎ、「災害関連死」の疑いで亡くなった人も確認されています。

家族や周りに体調を崩している人がいないか声をかけあい、毛布などで体を温めたり定期的に体を動かしたりするなど、低体温症やエコノミークラス症候群などへの対策を心がけてください。

地震活動は依然活発

能登地方やその周辺を震源とする地震の回数は徐々に減少しているものの、依然、地震活動が活発な状態が続いています。

震度1以上の揺れを観測した地震は28日午前4時までに1534回にのぼり、気象庁は引き続き最大震度5強程度かそれ以上の地震に注意するよう呼びかけています。