石川県 90人以上が車中泊 避難所以外の避難者に登録呼びかけ

公的サービスの提供につなげるため、石川県は避難所以外で避難している人を把握しようと、名前や避難先などの登録を呼びかけていますが、これまでに90人以上が車中泊をしていると回答していることが分かりました。

石川県は、り災証明の発行など、公的サービスの提供につなげるため、避難所以外の親戚の家や車の中などで生活している人に対し、氏名や連絡先、それに避難先などの登録を呼びかけています。

情報の登録は今月19日から始まりましたが、県によりますと、26日までの8日間で6246人の登録があったということです。

内訳を見てみますと
▽県内外の親戚の家などが3677人
▽自宅が2391人
▽車の中が93人などとなっていて
車中泊をしていると回答した人が90人以上に上ることが分かりました。

馳知事は、県の災害対策本部会議で「全体像の把握に努め、支援を提供したい。義援金を早くお渡しする上でも誰が、今、どこにいるのか把握したい」と述べ、必要な支援を届けるためにも情報を登録してほしいと呼びかけていました。