大相撲初場所14日目 見どころ 霧島は琴ノ若と2敗どうしの一番

初場所は13日目を終え、横綱・照ノ富士、大関・霧島、関脇・琴ノ若の3人が2敗で優勝争いトップに並んでいます。

このうち、霧島は大関候補の筆頭としても注目される琴ノ若と2敗どうしの一番に臨みます。

過去の対戦成績では8勝2敗と霧島が大きく勝ち越しています。

横綱昇進に挑む霧島は立ち合いで低く当たって頭をつけ、前まわしを引く得意の形を作れれば、優位に進められそうです。

琴ノ若は26日、横綱に敗れて単独トップからは後退しましたが、この負けを引きずらず、胸を合わせる展開に持ち込み、落ち着いて寄り切りを狙いたいところです。

もう1人の2敗、横綱・照ノ富士は3敗の大関・豊昇龍との結びの一番で、照ノ富士が過去7戦全勝と圧倒しています。

休場明けの照ノ富士は尻上がりに調子を上げていて、特に後半戦は相手を圧倒する力強い四つ相撲を見せています。

27日も組み止めてしまえば横綱のペースです。

対する豊昇龍は動き回りながら攻めて、照ノ富士を慌てさせられるかがポイントになりそうです。