安倍派 政治資金収支報告書 来週訂正へ 幹部の責任問う意見も

先に解散を決めた自民党安倍派が幹部会合を開き、来週、派閥側の政治資金収支報告書を訂正する方針を確認しました。会合では派閥の運営に中心的な役割を担った幹部の責任を問う意見の一方、「閣僚や党の役職を辞任し、すでに責任はとっている」という指摘も出されました。

派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受けて先週解散を決めた自民党安倍派は26日に国会内で幹部会合を開き、座長を務める塩谷元文部科学大臣のほか、「5人衆」と呼ばれる有力議員の高木前国会対策委員長や松野前官房長官らが出席しました。

そして、今月31日に派閥側の収支報告書を訂正したうえで、2月1日に派閥の議員総会を開き、解散に向けた事務的な手続きなどを説明する方針を確認しました。

また、会合では複数の出席者から派閥の運営に中心的な役割を担った幹部の責任を問う意見が出された一方、「閣僚や党幹部を辞任するなどすでに責任を取っている」という指摘も出されました。