珠洲の漁港 海面下にあったとみられる大きな岩 むき出しに

地震により地盤が隆起している地点がある能登半島北側の漁港では、地震前まで海面の下にあったとみられる大きな岩などがむき出しとなっています。

能登半島北側の海岸では、複数の地点で2メートルを超えて地盤が隆起していたことが、東京大学地震研究所の調査で明らかになっています。

能登半島北側にある珠洲市折戸町の狼煙漁港では、地震前まで海面の下にあったとみられる大きな岩などがむき出しになっています。

石川県漁業協同組合すず支所によりますと、狼煙漁港の防波堤沿いにあるコンクリートの岩場は、冬は海が荒れて波が高くなるため、海面の下に隠れているということですが、26日は海面から50センチほどの高さで出ていて岩場の一部が乾いていました。