日経平均株価一時500円以上値下がり 米の半導体関連銘柄が要因

26日の東京株式市場、株価は一時、500円以上値下がりしました。

▽日経平均株価、26日の終値は25日の終値より485円40銭安い、3万5751円7銭、
▽東証株価指数=トピックスは34.27下がって、2497.65、
▽1日の出来高は15億8316万株でした。

26日の東京株式市場の株価の下落。

その要因となったのは、アメリカの株式市場での半導体関連銘柄の動きです。

アメリカのインテルが25日発表した業績見通しで市場予想を下回ったことが投資家の心理に大きく影響し、東京市場もこの流れを受けました。

ことしに入って急ピッチで続く値上がりへの警戒感や、利益を確定しようという動きも影響した形です。

その一方で、26日朝に発表された東京23区の消費者物価指数では、日銀が2%の物価安定を目指すなか、おととし5月以来の2%を下回る結果となりました。

それでも、日銀の金融政策の正常化は近いという投資家の見方は根強く、株価への影響は限定的でした。

来週はアメリカ・FRBの会合が開かれます。

さらに国内では企業の決算発表も本格化し、その内容に株価が左右されることになりそうです。